こんにちは。公式ライターの南です。
モデルさんは「リモフォト」のお仕事で、企業ご担当者さまは公式SNSの更新などで、商品のお写真を撮ることも多いですよね。そんな人物以外の食品や小物を撮影することを、「物撮り(ブツ撮り)」といいます。
今日は、商品や小物をオシャレに撮影したい!という方に向けて、”物撮り”の認定講師の資格も持つ南が、オシャレな写真を撮る物撮りの基本をご紹介します。スマホ1台あれば大丈夫!次回のお仕事から使えるテクニックなので、ぜひ始めてみてくださいね!
スマホでの”物撮り”は3つから選んでいけば簡単♪
物撮りが難しいと感じている理由。それは「なんとなく撮影」しているから。
撮影の時に「なんとなく」から、この3つを意識するだけで簡単にオシャレに商品を撮影できるようになりますよ♪
ポイント1:ピント、合わせていますか?
まず大前提として、商品撮影の時には商品に「ピントを合わせて」撮影しましょう。普通にスマホで撮影するだけではこれはできないので、撮影の時に意識する必要があります。
商品パッケージは大抵の場合「文字」が記載されていますよね。人は「文字」があると無意識で「読もう」とする心理が働きます。この時に文字がボケていたり、ピントが合わないと人はストレスを感じてしまいます。
だからこそ、商品にしっかりピントを当てることが大事!
大抵のスマホもしくは写真撮影のアプリでは、撮影したい商品のある場所を「長押し」するとそこにロックがかかり、焦点が合います。
iPhoneの場合は長押しで黄色い枠が表示され「AE /AFロック」の表記が出たら焦点が合ったサインです!その他の機種やアプリでは長押ししてもロックのかからない場合、機種名+カメラ+ピントなどで検索してみてください。
また、商品に焦点を合わせると、スマホカメラの性質上、少しではあるのですが背景がボケるようになり、雰囲気のいい写真に!
ポイント2:どうやったらオシャレに撮影できるの?は構図で解決!
ブツ撮り撮影をするのに必要な構図は3つ!「グリッド線」と言うガイドラインを出しておくと、スムーズなのでこれを出しておきましょう。
グリッドの出しかたはiPhoneの方は「設定」→「カメラ」→「グリッド」をオンにします。Androidの方は機種によって出し方が異なります。機種名+グリッド+出し方などで検索か、グリッド線の出るアプリを使用しましょう。
グリッドにも種類がありますが、縦3分割、横3分割の9マスになっているものがおすすめです。
\覚えておきたい3つの構図の利用方法/
①主役がわかる!日の丸構図
日本の国旗のように、真ん中に「撮りたいもの」を置いて撮影する方法です。グリッドの9マスの真ん中の枠の中に撮りたいものの中心を置いていきます。
サプリメントや飲み物だけ撮影したいときや主役をわかりやすくしたいものの撮影におすすめです。寂しくなる場合は、他の構図と合わせて使用し、脇役に何か添えてあげても構いません。
②オシャレに見える!3分割構図
縦もしくは横のグリッド線の1/3の位置に撮りたいものを設置する方法です。こうすると2/3に自然に余白ができるので、”抜け感”が生まれてオシャレな感じになりやすいです。
例えば、カフェの案件で撮影する場合は下の1/3ラインにテーブルのラインを合わせて撮影するというように使っていきます。この時のポイントは、ガイドラインの縦横のラインにしっかり水平に合わせること!
③グリッド線の交点で簡単スタイリング!
「小物の配置が難しい・・・」そんなお悩みのある方はこれを覚えてください。
グリッド線を9マスで出すと縦横の線が交わる箇所が4箇所出てきます。小物を配置する時には、この4箇所のうちのどこかに置いてあげると簡単にオシャレな写真を作ることができます。
ポイント3:どこから撮ったらいい?の解決方法
「どこから撮影したらいいのかわからない!」の、目安になるのが、「高さ」と「魅せポイント」を意識すること!まず撮影したいなと思ったモノの「魅せポイント」を探すことから始めましょう。
自分が「可愛い!」「オシャレ!」と思えるのはどの位置なのか”正面の顔”の位置を探していく感覚です。写真は正解がないのですが、指針となるアングルを3つお伝えします!このどこかから選んでいただくと撮影しやすいと思います。
\アングル①真横から撮影推奨!/
高さのあるものは横から撮る!と覚えておきましょう。
例えば飲み物を撮影したい場合や”断面萌え”のスイーツなどはパッケージと上のデコレーションを魅せたいので、真横から水平に撮影します。
壁などがオシャレだなと思う場合も横から撮影するのがおすすめ!
\アングル②真上から撮影推奨!/
インスタやSNSでの写真撮影の基本!
COLORFULLYのお仕事での撮影アイテムは、コスメやサプリメントなど厚さのないものが多いので、基本的にはこの撮影方法が商品のパッケージも綺麗に歪まずに見えてベストかと思います。
\アングル③斜めから撮影推奨!/
斜めから撮影すると、後ろの背景も少し入るので”雰囲気”まで伝えたい時におすすめです。
あまり角度をつけすぎると形が変わって見えてしまうことがあるので斜め45度くらいを基本に、商品の見え方を確認しながら撮影するのがおすすめです。
おわりに
いかがでしたか?今日は商品の物撮りのポイントについてお話しさせていただきました。「物撮りに自信がない……」そんな気持ちが今回の記事で少しでも解決されていたら嬉しいです。
物撮りは撮影するごとに、だんだんと上達していくもの!自分の感性が動いた時は、スマホで撮影をしてみてくださいね。
■この記事を書いた公式ライター
南 はるな ブランディングコンサルタント/世界観スタイリスト 看護師の傍ら、副業として物撮りカメラマンの活動を開始。ポートレート写真の需要も増え、勉強のためCOLORFULLYへ登録。ブランディングの資格、スマホ写真、スタイリング写真の資格を持ち現在はコンサルタントとして活動。 |
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