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撮影当日に発熱!?体調不良時はキャンセルOK?正しい対応方法とリスクまとめ

確定が決まり、楽しみにしていた撮影やイベント当日。朝起きたら突然の発熱!残念だけどこれは現場に行けそうもない……?

コロナ禍で迷惑をかけたらいけないし、キャンセルっと……

これ、絶対にNGなんです!!

今回は、体調不良などやむを得ないキャンセル時に推奨されるモデルユーザーの対応についてご紹介します。

確定後のキャンセルは、どんな理由があってもNG?

プロの世界は非常に厳しく、体調不良はもちろんのこと、どんなことがあっても確定した現場には時間通りに参加しなければなりません。極端な例だと役者さんなどは、身内に不幸があっても必ず舞台に立たなければならないと言われているほどです。

「COLORFULLY」では、案件が確定した時点で、モデルユーザーと企業ユーザーで「その案件についての個別の業務委託契約」が締結されていますが、事故・病気などのやむを得ない事由がある場合は契約を解除することが可能です。

それでは、企業ユーザーに体調不良を告げてからキャンセルすればOK?

ルール上、キャンセルそのものは可能になりますが「損害賠償請求」が発生する可能性があります。

モデルは、事故・病気などのやむを得ない事由のある場合に限り、個別契約を解約することができます。ただし、当該解約によりクライアントが損害を被った場合は、モデルはクライアントに対してこれを賠償するものとします。(利用規約第13条2項より)

「損害賠償請求」って何?どうして発生するの?

賠償かぁ…私のギャランティは1万円、ドタキャンで迷惑かけたしそのくらいの補填は仕方ないかなぁ?

撮影やイベントは、モデル一人でできるものではありません。他のモデルやカメラマン、ヘアメイクなどのスタッフのキャスティングや、スタジオの手配、小物や衣装のリースにも費用がかかっています。

あらゆるものに費用が発生

案件の規模にもよりますが、100万円〜数千万円の予算がかけられている場合も。エキストラに近い脇役であっても、一人キャストが不足しただけで撮影は予定通りに進行せず、スケジュールが見直しになった場合の損害は、1人のギャランティの数百倍にもなります。

また、広告撮影の現場は製品の流通(発売)に合わせて進行しているため、ギリギリで実施されるケースが多いです。最悪の場合商品発売が延期になるなど、数億円規模の損害賠償が発生する可能性も。

大雪で交通機関が止まったときは、通常の入りの数時間前から移動して、雪の中を徒歩で現場へ向かいました。たくさんの人が関わっている現場、事務所の信用問題にもなるので、モデル都合のキャンセルはありえないんです。

体調不良のときはどうしたら良いの?

体調管理も仕事のうち…わかっていても…

本番当日や前日など体調に不安があるときは、次のことに注意しましょう。

1.体調不良を感じた早い段階で、クライアント(企業ユーザー)へ報告・相談する

数日前から体調不良を感じている場合、「当日良くなるかも知れないから…」と様子を見ずに、まずはクライアントへ相談をしてください。

相談が早いほど、再撮影のスケジュール調整が可能になったり、別のモデル起用を検討するなど選択の幅が出ます。

2.現場に向かう前提で行動し、報告の上クライアントの判断を仰ぐ

特にトラブルになりやすいのが、一方的なメッセージによる当日キャンセルです。「モデルは必ず来る」前提で撮影は予定されているため、「発熱」「咳」などの症状を伝えた上でクライアントの判断を待ちましょう。

同じ当日キャンセルでも、「モデル側からの一方的なキャンセル連絡」と「企業側が安全を考慮してキャンセルを判断する」のとでは意味合いが異なってきます。

3.COLORFULLY上へメッセージのログ(記録)を残す

緊急連絡先が開示されている場合はそちらへ連絡の上、メッセージ上でもログを残すようにしましょう。体調不良の中の会話で、後々「言った」「言わない」のトラブルを防止する目的です。

撮影スタッフはモデルよりも朝の入り時間が早いため、当日朝は連絡がつきにくい場合が多いです。繰り返しになりますが可能な限り早い段階で企業へご相談いただき、連絡がつかない場合はカスタマーサクセスへもご連絡ください。

「キャンセル歴」って何?重大キャンセルの基準は?

1.キャンセル歴とは

起用確定後、モデル都合でのキャンセルが発生した場合、その事由を問わずモデルページ(プロフィールページ)にキャンセル数の履歴が残りますので、以降の案件獲得に大きな影響が出ることが予想されます。

企業ユーザーはモデルプロフィールをもとにキャスティングを行いますので、キャンセル数が不自然に多い場合は起用を見送られてしまうことも。

2.キャンセル(通常キャンセル)

モデル都合でもやむを得ない事由があり、事前に企業へ連絡の上で合意が取れたキャンセルは「通常キャンセル」となります。体調不良や事故が理由のキャンセルはこちらでカウントされます。

3.重大キャンセル

直前のキャンセル連絡や、合意が取れていないモデル都合の一方的なキャンセルの他、ダブルブッキングなどキャンセル事由が悪質であると判断された場合は「重大キャンセル」としてカウントされます。

コロナ禍での大きな案件のときは、撮影の2週間前から外出が禁止されていました。指定がなくても、案件が決まると体調管理は徹底しています。

企業ユーザーへの相談・連絡例

OK例

お世話になっております。
◯◯月◯◯日のXXXX撮影案件でお世話になります、モデルの◯◯です。

大変申し訳ございません。
昨日より体調が思わしくなく、現在38度発熱しております。自宅で安静にしている状態ですが、当日現場へ伺うことに不安があります。
まずはご相談をと思いご連絡させていただきました。
撮影日延期やキャスティング変更などは可能でしょうか。

お忙しい中モデルの都合でご迷惑をおかけし恐縮ですが、ご検討いただけますと幸いです。
何卒よろしくお願いいたします。

NG例

昨夜から体調が悪く、今朝は38度発熱しているため本日の撮影はキャンセルとさせていただきます。何卒よろしくお願いいたします。

→キャンセルを一方的に通知するのはNG!体調不良が原因でも、重大キャンセル対象です。対応方法は企業に確認するようにしましょう。また、撮影日当日は企業側がメッセージを確認できないことも。体調の異変を感じた時点で相談するようにしましょう。

オンラインイベント参加予定でしたが、別の仕事が入ってしまったため録画視聴に切り替えさせてください。よろしくお願いします。

→「別の仕事が入った」はやむを得ない事由に当たりません。こちらも重大キャンセルになる場合があります。応募時点でスケジュールは必ず確保するようにしましょう。また、録画視聴での参加切り替えが可能かは、企業が判断するものです。

おわりに

今回は主に撮影案件でのキャンセルを例に挙げましたが、広告撮影以外の現場でも同様となります。

展示会などのリアルイベントでは代打の出演モデルを緊急招集するのに数倍の報酬が必要になったり、オンラインイベントも予定していた人数が集まらなかった場合、エンドクライアント(企業ユーザーの先にいる顧客のこと)からのクレームに繋がり、契約を失ってしまうことも。

副業・複業モデルであっても、案件確定した時点で「業務委託契約」を締結したプロモデルです。賠償責任はキャンセルをする側(=モデル)が負うこととなってしまいます。

連絡の方法やタイミング次第で、一度は起用してくださった企業からの心象が変わってしまうのはもったいないですよね。お困りの際は、いつでもカスタマーサクセスまでご連絡ください!

COLORFULLYについて

『COLORFULLY』は、モデル活動をはじめとした複業で、日常をカラフルに彩りたい女性と、女性のリアルなストーリーに共感する企業を結ぶマッチングプラットフォームです。登録無料で、モデル手配のみならず、Instagram投稿や商品企画への参加者なども募集できます。

※2022年4月1日「週末モデル」よりサービス名を変更しました。

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※自社調べ。複業女性のモデルデータベースとしては日本最大級。2022年11月現在の数字です。
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