モデルユーザー紹介
モデルとして活動し始めて、栄養士としての夢も広がった。
2018.06.11
栄養専門学校を卒業し、現在は栄養士として献立制作、料理の盛り付け、接客などをしている渡辺友美子さん。女性の新しい働き方を応援するイベント「週末モデルSPRING PARTY」では、自己プロデュース力を競った週末モデルコンテストでグランプリを獲得!Instagramの使い方が上手く、ユーザーが欲しい情報を発信していることが評価されました。総フォロワーはInstagramを始めてたった2年間で1万人に。「健康的にダイエット」をコンセプトに栄養士としてモデルとして、活躍している彼女に迫ります。
高校生の頃の無理なダイエットがきっかけで、栄養士を目指す。
まずは渡辺さんのご職業を教えてください。
栄養士です。専門学校卒業後、千葉県の病院で働いていました。病院食や赤ちゃんのミルク作り、盛り付け、配膳をしていました。1年間そこで働いた後、元々興味があった都内の社員食堂に移りました。今働いている場所は、自然光が差し込む広々としたとても気持ちのいい環境です。午前中は、食堂ではなくカフェになるので、そこで接客をしたりドリンクを作ったりしています。午後は、主にランチの盛り付けや、配膳などを行っています。お昼時には、多い日だと1日1000食出ることもあるんです。忙しいんですけど、社員さんが大勢来てくださると活気が出てとても楽しいです。終わった後の達成感も心地いいですね。また、仕事で疲れている社員さんたちがご飯を食べた後に元気になっている姿を見て、食の大切さを改めて実感しました。
なぜ栄養士になろうと思われたのですか?
高校1年生の頃、1ヶ月で5kg太ってしまったことがあり、同じものしか食べない”単品ダイエット”をしていました。豆腐だけを食べるダイエットなんですが、案の定体調を崩してしまったんです。病院に行くと「栄養バランスをきちんと考えた食事をして下さい。」と怒られてしまい、食の大切さ、栄養について考えることができました。この出来事がきっかけで、栄養士の資格を取って献立制作にも携わりたいなと思うようになり、卒業後は栄養専門学校に通いました。
Instagramで食の大切さを発信していたら、モデルの仕事にも繋がった。
週末モデルについての活動をお聞かせ下さい。
最近のお仕事では、クライアントさんが「栄養士の方を起用したい」とおっしゃってくれて、料理をしながら撮影する機会がありました。私が栄養士をしていることで、このような相乗効果があることに驚きましたし、依頼をいただいたときは栄養士で良かったなと改めて思いました。今まで「週末モデル」のようなサービスに出会ったことがなかったので、本職を持ちながら、モデル活動と両立できるところに魅力を感じます。
料理の献立はどのように決めているのですか?
なるべく和食中心で、一汁三菜になるように心がけています。私の場合は、事前に買うものを決めてスーパーに行くのではなく、その日安くなっているものを買うことが多いので、献立は冷蔵庫にあるものを見て考えています。時短のために、前日作り置きしたおかずを出したりもします。
SNSで発信するときのポイントは?
Instagramで統一感を出すために、実は写真の加工や食器選びにもこだわっています。文面は、食材の栄養価をなるべくわかりやすい単語で紹介しています。専門用語には補足説明を追加して、一人でも多くの方に伝わるよう工夫しています。最近のマイルールは、プロフィール画面のバランスが良くなるように、食に関する写真と、人が写っている写真を交互に投稿しています。モデルとしての私に興味を持ってくれた方が、食や栄養にも興味を持ってくれるようになったことが嬉しかったです。
「健康的なダイエット」をテーマにした料理教室を開いたり、本を出してみたい。
これからの目標はなんでしょう?
管理栄養士の資格を取るために、本格的に勉強を始めたいと思っています。ゆくゆくは独立して「健康的なダイエット」をテーマにした料理教室を開いたり、本を出したいですね。あとは食育にも興味があるので、インストラクターの資格を取り、子供達に広く伝えていければいいなと思っています。
料理について生き生きと楽しそうに話す彼女は、食の大切さを伝えていきたいという思いが溢れていました。
その思いは、自分自身がダイエットで体を壊してしまったという過去の経験から生まれていたんですね。
発信方法の細かな気遣いや試行錯誤も、なるべく分かりやすく伝えたいという思いがあるからこその工夫で、それが自然とInstagramのフォロワー数にも繋がっているのだということに納得させられました。
今後も、さらに栄養士としてモデルとして多面的な表情を魅せてくれる渡辺友美子さんの活躍が楽しみです。