キャスティング
通販大手ニッセン、ユーザー目線の「着用画像」とは?
2021.11.09
コロナ禍でどんどん利用者を広げるEC業界。
オンラインショップは商品を手にとれない分、消費者は商品画像から購入を検討しています。
商品画像の中で重要な1つが、モデルやユーザーによる「着用画像」
消費者は着用画像から自分が使用したイメージを想像し、購入をしています。
「着用画像ってどうしたらいいの?」とお悩みの企業ご担当者様も多いのではないでしょうか?
着画手配で多くの企業様に活用いただいている『週末モデル』ですが、今回は毎月多くのモデル撮影を行なっているEC・カタログ通販大手の株式会社ニッセン クリエイティブ部の奥山潤子さんに話を伺いました。
株式会社ニッセン クリエイティブ部
奥山 潤子 さん
制作事務所でグラフィックデザイン、WEBデザイン、インタビュア、ライターなどを経験。ニッセン入社後は、カタログ編集、サイト設計、撮影ディレクション、読者モデル企画、SNS販促、アプリ開発など、クリエイティブを伴う販促ツールに広く携わり、現在はニッセンオンライン掲載商品のほとんどの撮影・制作を担うクリエイティブ部デザイン制作チームにおいて、ディレクションと制作を担当するチームに所属。デザイン制作チームにおいて、チームマネジメントをしながら、モデルの開拓・キャスティングも担当している。
ここ10年で「着用画像」にある変化が…
─── 多くの撮影を経験された奥山さんからみて、「モデル撮影」って以前と比べて変化はありましたか?
かなり変化したと思います!
10年以上前を思い出してみてください。
芸能人やプロのモデルさんが商品を華やかに着こなしている写真が多かったかと思います。一般人の私たちからすると「手の届かない憧れの存在」というイメージでしたよね。
今となっては、一般人寄りのモデルやインフルエンサーも活躍しています。
─── どういった要因で変化したのでしょうか?
InstagramなどのSNSの台頭によるものだと考えています。
一般人の方も気軽にコーディネート写真を発信するようになり、それぞれがお洒落を楽しんだりと、多様性が重要視される時代になりました。
芸能人やプロではないけれど、「少し憧れる」「リアル感」「等身大」「親近感」のあるモデルさんが起用されるようになったんです。
同時にニッセンとしても、個々の体型やライフスタイルに合わせたブランドを目指してきたので、バリエーション豊かな複業モデルが登録している『週末モデル』とは考えがマッチしていました。
「着用画像」は使い分けが重要
───着用画像は全て週末モデルを起用して撮影しているのですか?
いや、全てではないんです。
「着用画像」と一口に言っても、写真の用途に合わせたモデルのキャスティングが大切です。
ニッセンの場合、ブランドイメージにはプロモデルさんを、商品購入ページには『週末モデル』でより一般的な方を起用しています。
ブランドイメージはブランドの世界観を伝える必要がありますし、商品購入ページでは消費者が「自分ごと化」できるような情報が必要なためです。
どういった情報が必要なのかユーザーさんの目線に立つことが最も重要なんですよね。
モデルといっても見た目だけが重要ではない
───モデルを選定するときにどこを見ていますか?
モデルさんが商品イメージに合っているかというのも大事なことですが、モデルさん自身のライフスタイル・経験・資格・趣味・職業まで見るようにしています。
例えば、スポーツウェアの撮影の場合、バスケットボールのシュートを決めているポーズを撮ったりするのですが、やはり経験者でないと「シュートのポーズをしてください」と指示をされても難しいですよね。そういったシーンでは、経験のある方を起用するようにしています。
『週末モデル』は様々なバックグラウンドをお持ちのモデルさんが多いので、非常に有難いなと思っています。
株式会社ニッセンの週末モデル導入事例はこちら
おわりに
奥山さん、ありがとうございました!
今回のポイントは3つ
❶着画モデルは「リアル感」「等身大」へシフト
❷プロモデルと一般人モデル、着画の用途に合わせて起用
❸モデル選定基準の1つとして、趣味・特技・バックグラウンドも需要
普段何気なく見ている「着用画像」ですが、いろんな想いや工夫があるのですね。
週末モデルについて
株式会社COLORFULLYが運営する『週末モデル』は、本業と両立してモデル活動をする女性と、魅力的なモデルを探している企業を結ぶマッチングサービスです。
☑︎女性ユーザー約1万人が登録
☑︎企業登録無料
☑︎WEBでかんたん
着画撮影のモデル探しには『週末モデル』をご利用ください。
週末モデルにはモデルさん約10,000名、企業は2,000社以上登録しているんだモ!
あなたのご登録、心よりお待ちしているんだモ!