SNSマーケティング

週末モデルユーザーのInstagram利用に関する調査レポート〜約8割が金銭的報酬以外を理由にPR投稿〜

2022.01.20

モデル活動をはじめとする、女性の複業支援を行う「週末モデル」。昨年モデルユーザー数は10,000名を突破し、さまざまな年代・職業・生き方の女性に活用いただいています。

サービスの特性上、セルフプロデュース力やSNSでの情報発信に長けたユーザーが数多く登録している「週末モデル」。中でもInstagramは、登録者のうち約7割がアカウントを所有しています(※2022年1月現在)。

今回は10代〜50代の週末モデルユーザーを対象に、「Instagramの利用に関するアンケート」を実施。年代別の使い方の傾向や、気になる”PR投稿”についての調査結果を公開します！

［調査概要］
Instagram（インスタグラム）に関する実態調査
調査主体： 株式会社COLORFULLY　「週末モデル」
調査方法：インターネット調査
調査期間：2021年12月27日（月）～2022年1月11日（火）
調査対象：Instagramを利用している「週末モデル」モデルユーザー
対象人数：女性181名

閲覧・検索＜投稿！利用用途のメインは、何らかの”情報発信”

Instagram(インスタグラム)は主にどのように利用していますか？

最近注目度の高い「検索」としての機能より、投稿機能を使うと回答したユーザーが多い結果となりました。投稿内容は1位が「プライベートな内容」（75.7%）、次いで「趣味や特技の情報発信」（64.1%）、週末モデルユーザー特有の回答としては「仕事のPRで活用」（45.9%）と、全年代で何らかの情報発信がメインの利用用途であることがわかりました。

若年層での検索需要の高まり

一方で年齢別に見た時、メインの使い方として「欲しい物・行きたい場所の検索」と回答した比率は、10代 71.4％、20代 57.5％、30代 39.3％、40代 26.7%、 50代 25%と若年層ほど高い傾向にありました。

10、20代では半数以上がInstagramの検索機能を情報収集ツールとして活用しており、今後発見タブの需要はますます高まっていきそうです。

Instagram(インスタグラム)ではどのような投稿をしたいですか？

フィード投稿に関する質問では、「フィード投稿はしたくない」と回答したユーザーは全体の2.8%に留まり、実に97%が投稿に対して前向きであることがわかりました。

また、具体的な投稿内容については「自分自身や友人とのショット」（53%）に対し、「イベント参加など、特別な体験をしている様子」（66.3%）、「かわいいスイーツやおしゃれな飲食店の様子」（64.6%）と、「人物」にフォーカスした投稿より「体験」について発信したいユーザーが10ポイント以上多い結果となりました。

気になる”PR投稿”については…？

PR投稿とは？

「PR投稿」とは、ユーザーが商品やサービスを体験し、写真や動画、テキストを用いてその魅力をInstagramなどのSNSで紹介する投稿のこと。商材のターゲット層へ影響力のある”インフルエンサー”に、何らかの報酬を伴って依頼されます。

「週末モデル」上でも、「ギフトサンプリング（報酬は商品の提供、もしくは体験）」や「インフルエンサー（金銭報酬を含む）」案件として、化粧品やサプリメント、衣類に雑貨、食品や飲料の他、ワークアウト施設の体験など、多岐にわたる依頼が行われています。

商品提供やサービス体験を伴う、PR投稿の経験はありますか？

実際のPR投稿経験（週末モデル以外での案件を含む）について質問したところ、「経験がある」（55.2%）と回答。さらに、「経験はないが、興味がある」（39.8%）と未経験でも投稿に対しポジティブな意見を持っていることがわかりました。

それでは、彼女たちがPR投稿をする・したい理由は何なのでしょうか？

PR投稿をするorしたい理由として、最も近いものを選択してください。

「経験がある」「経験はないが、興味はある」と回答した172名に、PR投稿をする・したい理由について聞くと、「お得に商品・サービスを試したいから」（25%）「他の人がしていない特別な体験がしたいから」（24.4%）と、体験そのものを魅力に感じている回答のほか、その体験を投稿すること自体が目的となる「SNS投稿の話題になるから」（23.2%）が上位となりました。

個別回答では「良い商品を作っている企業を応援したい」「自身のフォロワーに対し良いものを紹介したい」という声もあり、全体の約8割が金銭的報酬以外を理由にPR投稿をしたいと考えていることがわかりました。