写真のこと、もっと知りたい！プロモ多用する写真にまつわる単語集

HPや、ECサイトの商品ページ、SNSやCOLORFULLYプロフィールやポートフォリオなど様々なところで必要となる写真。今回は、知っておくと便利な写真にまつわる単語集をご紹介します！

1.シャッタースピード (Shutter speed)

カメラのシャッターが開いている時間のこと。光がセンサーに入る期間をコントロールします。シャッタースピードを速くすると水しぶきが見えるなど動きが止まって見え、シャッタースピードを遅くすると動いているよう（ブレて）に見えます。暗いシーンでは光を取り込む時間を長くすることで被写体を捉えることができるようになるため、シャッタースピードが遅くなります。暗い写真でブレやすいのはこのためです。

2.焦点距離 (Focal length)

画角と被写体との距離を決めるのがレンズ焦点距離です。スマホなどにも搭載されている広角レンズでは周りの環境が多く入り情報量の多い「広い画角」となります。焦点距離が短いものは望遠レンズと呼ばれます。イメージは高いところにある木の枝に止まっている鳥などの写真です。風景の中の一点に集中させたピンポイントで「狭い画角」になります。

3.絞り (Aperture)

f値とも呼ばれ、レンズを制限して被写界深度を深く（背景をボケさせて明るく）させます。人間で例えると目の瞳孔のような部分で、レンズの開口部の大きさを制御することで光の量と深度の感度を調整します。大きな絞り（小さいf数）は多くの光を通し、明るくなる反面背景がボケます。小さな絞り（大きいf数）は光を制限し、暗くなる代わりにボケが減り、背景は鮮明になります。

4.ボケ (Bokeh)

被写界深度の浅い写真で、背景や前景がぼやけた美しい効果を指します。前述した「絞り」が大きく関わっていて、大きな絞り（f1.8など小さいf数）になると、ボケ効果を得やすくなります。

5.ホワイトバランス (White balance)

色の温度を調整し、写真の色が自然に見えるようにします。同じカメラでも白っぽい蛍光灯の下と黄色がかった豆電球の下など異なる光源の下で撮影すると、色が異なるのでホワイトバランスの調整が必要です。

6.カラープロファイル (Color profile)

写真の色の再現方法を決定する設定で、カメラや編集ソフトウェアで使用されます。映画や実際とは違った世界観のある映像表現の際に使われることが機能です。異なるカラープロファイルによって、写真の色合いやコントラストが変わるのでオリジナルの雰囲気を作ることができます。

7.RAW (RAW)

通常カメラは自動で情報が処理されデータ容量を大きくしすぎないようにしていますが、RAWデータではこの処理が行われないため、PEGやPNGとは違い、多くの情報が保存されています。RAWファイルは、後処理でより細かい調整が可能なので自分の出したい世界観に合わせて編集することが可能です。
撮影後にRAWデータに変更することはできないので、大きく編集したい場合は最初からRAWデータで撮影する必要があります。

8.レンズ補正 (Lens correction)

レンズの欠陥や歪みを修正するための技術です。光学的な問題（収差、歪み、減光など）をデジタル処理で補正し、画像の品質を向上させます。多くのカメラや画像編集ソフトウェアには、自動的にレンズ補正を適用する機能があります。

9.露出補正 (Exposure compensation)

露出（画像の明るさ）を調整するための機能で、カメラが自動的に計算した露出設定を上回るか下回るように調整します。通常、±のスケールで表示され、正（＋）の値は画像を明るくし、負（−）の値は画像を暗くします。カメラの設定に応じて、絞り値、ISO感度、シャッタースピードを組み合わせて調整されます。これにより、被写体の明るさに合わせて写真の露出を最適に調整することができます。

おわりに

いかがでしたか？今回はカメラでの撮影の際に知っておくと便利な用語集を集めてみました。自分で撮影する時も、撮影される時もこれらの単語の意味がわかるとより一層表現力が磨かれます。

最近は前回ご紹介したような写真加工アプリでも今日ご紹介したような詳細の設定ができることも！少しの知識で表現力や写真のクオリティの幅が広がります。写真撮影の際にも、加工の際にも、知っておくと便利な知識なので少しずつ覚えてみてはいかがでしょうか？

COLORFULLYについて

※2022年4月1日「週末モデル」よりサービス名を変更しました。

※自社調べ。複業女性のモデルデータベースとしては日本最大級。2023年7月現在の数字です。